企業が発行済株式総数を増やす時について簡単に考察します。
発行できる株式の数が増える
↓
より沢山のお金を調達できる。
(銀行だと利子や担保をとられるなどのリスクがある。)
↓
調達した資金を設備投資に使用
↓
すぐにはその投資に対して利益が
生まれるわけではないので、
発行した株式分の配当の支払い
がのしかかる。
↓
株価が下落する。
(会社の利益に関わることなので株主としては
あまり好感されない)
銀行借入れのリスクとを天秤にはかると
どちらがいいのだろうか・・・。
【実例】
ANA(全日空)がジャンボ機調達の為
2,000億円規模の公募増資を発表(2012年7月4日)し
株価が下落したことがありました。
6月は220~230円辺りをキープしていましたが、
7月3日からは190円台に下落しその後170円台にまで
下落。
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