2016年10月1日土曜日

通貨摩擦

前回まで為替について少し話しました。

今回は国を揺るがす通貨の金利変動に
ついて。

日本でお金を預金すれば、ほんの少しですが
利息がつきますね。ほんの少しですが。

-----ちょっと横道→利子と利息とは----------
この二つ同じ意味ですが、一応慣用的に使い分けが
されているようです。

利子は借りたときに支払うもので、ローンの利子を払う。
利息は貸した際に受け取るもので、預金の利息を受け取る。

イメージとして利息がおいしいのかな??

ですが、
借りた者、貸した者見方によって変わるので同じお金でも
「利子」と「利息」は入れ替わりますよね~。

AさんがB銀行にお金を借りる。
Aさんにとっては利子を払う。B銀行にとっては利息・・。

ちなみに
銀行預金では「利息」と呼び、ゆうちょ銀行では「利子」と呼ばれている。

法律用語としては「利息」で表記され、税法では「利子所得」や「利子税」
のように「利子」も用いられる。
----------横道おわり-------------------------------------------
新興国だとこの利率高いんです。
日本では、0.001%だとか強烈に低いですよね。

すこし前、タイやロシアとかも金利が高かった。

なん%かは忘れましたが、0.0・・・とか小数点
じゃありません。


5%とかそんなレベルです。
仮に5%なら100万円預けて一年で5万円。
1億なら500万円。


自国で低い利率で資産を持つなら海外で利率の高いところ
で通貨を預けているほうが有利ですよね。


で、実際にそういったことをしている人や組織が
いるわけです。

有名ところだとLTCM(たしかアメリカ?の偉い
経済学者とかがチームを組んだ運用組織)
(Long-Term Capital Managementの略)

日本で低金利でお金あずけるくらいなら少々
リスクを背負っても海外でお金あずけるほうが
運用益もあるからってことで、海外へ預けます。

当時のタイなど利率の高い途上国は、外国資本を
受け入れることでも発展しますから、利率は
高めです。(リスクも高いが金利も高い)

さてここで、自国通貨を海外へ現地通貨であずけると
どうなるのでしょう?


まず、現地通貨に変えるということは、
日本とタイの例だと、

日本人がタイに行って、タイで
円を売ってバーツを買う。ということになります。
で、タイの銀行にお金をあずける。

単純に売買でレートが動くと考えます。
つまり、円が安くなりバーツが高くなります。
(円売りバーツ買い)

金利の高いタイに外国資本(つまりお金)が
じゃんじゃん入ってきます。

タイの金利が高いぞ!有利だぞ!ってなもんです。

それでタイの景気が良くなればいいのですが。
もちろん最初はお金が入ってきて順調に経済が
上向きました。それが今後も続く・・
はずだったんです。

ここでポイントがあるのですが、
今の日本とドルのように変動相場制ではなく、
タイはドルペッグ制を採用していたのです。

ドルペッグ制とタイをはじめとするアジア通貨危機
が迫ってきます。


また次回

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