トランプ大統領:「われわれでやる」
発言は、近く開催される南部フロリダ州で行われる米中首脳会談を前に、中国の習近平国家主席に対し、対北朝鮮で影響力を行使するよう圧力をかける狙いがあるとみられる。
また、中国が米国に協力するインセンティブ(動機づけ)として、米中間の通商問題を利用する考えを明らかにしている。
米国による対北での「単独行動」の内容は明らかにしなかったが、北朝鮮の経済活動や核・ミサイル開発などを支える中国企業に対し、米国の独自制裁の網を広げることなどを念頭に置いているとみられる。
ティラーソン国務長官は3月の中国訪問直前、「(オバマ前政権の)戦略的忍耐の政策は終わった」と述べ、先制軍事攻撃を含むあらゆる選択肢を排除しないと明言している。
ヘイリー米国連大使も「北は中国の言うことを聞くはずだ」と。アメリカ議会下院までが北朝鮮に対する中国の圧力強化要求を決議。
→トランプ大統領単独意見ではなく議会も賛同している点が強い意志決定になりそうだ。
中国の立場としては、北朝鮮に対してできる限りの牽制はしているはずで、
それになびかない北朝鮮の対応に苦慮しているところだと考えられる。
極限にまで制裁を行えば、自暴自棄になり中国にとっての脅威となる。
隣国ということで核の危険と隣り合わせでありうかつなことはできない。
今までにないくらいに中国と北朝鮮の関係が冷めている。
また、アメリカは韓国にTHAAD(米軍の最新鋭迎撃システム:高高度防衛ミサイル)
を配備しており、中国・露ともに神経を尖らせている。
最新のレーダーが配備されており、中国・露の状況が丸見えとなる。
万一の事態がおこれば、中国と露が接近し事態は悪化し、第三次大戦までに
発展する可能性も否定できない。
有事が起きた際に中国がどちらにつくかの判断が次の米中首脳会談の中身にかかっている。
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